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プリンのカップとクラヤミ友達

8月に粘土の作り方の本が出る予定なのだけど、
いつも使っているものではなく、自然乾燥させる粘土を使う。
パーツとパーツを繋げるのに、水をチョコっと付ける。
こんなカップに水を入れて、側に置いておくのだ。

これは、クラヤミ友達からもらった、プリンが入っていたカップ。
わざと使用感を与えた琺瑯素材で、何とも言えずカワエエ〜〜

カップ2


さてさらっと書いた「クラヤミ友達」とは……

不定期に開催される『クラヤミ食堂』。
何度かニュースにもなったので知っている人もいるかもしれない。
機会があって一昨年のクリスマス頃に行って来たのだ。

何も見えない(アイマスク着用の)暗闇で、
ぜんぜん知らない人たちとフルコースのディナーをいただく、
という楽しくもスリリングな企画。
家族や友達と行っても席がシャッフルされるから、
顔も年齢も職業も経歴も全くわからない同士、
声だけを頼りにコミュニケーションを図る。
で、このとき一緒だったテーブルの人たちと
その後も親交が続いているのだ。

会えば、職場の出来事とか悩みとか、家族のこととか
何でも不思議なくらい遠慮なく話せて、楽しい。
この間はひょんなことから
「同じ本を読んで、次に会った時に感想を発表しよう」
ということになった。
みんな大いに乗り気でその場を後にして、
それぞれちゃんとその本を買って(3巻もある)
今どれくらい読んでいるかを報告し合っている。

小中学生のときなんて、クラスは単なる寄せ集めだったはず。
大人がマジメに読書感想会するってちょっと笑えるけど、そうか、
私たちは小学校からやり直してみたいのかも、と思った。
友達の深みへ、今から時計を戻す試み。
次は遠足?!






2011-01-30 20:18 
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